人気ブログランキング | 話題のタグを見る

たから探し。

takarasaga.exblog.jp

笑う門には・・・・ショウがいる^^

ブログトップ

まだまだ『源氏物語』

5人旅の余韻からまだまだ抜け出せない中。
源氏物語の世界からも抜け出せない私^^

瀬戸内寂聴『女人 源氏物語』全5巻セット (集英社文庫)

瀬戸内 寂聴 / 集英社


内容(「BOOK」データベースより)
比類なき美貌と知性を合せ持つ宮廷1の貴公子、光源氏とさまざまな女人たちの恋物語。千年の時を超え読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」。とばりの奥深く秘められた、愛の恍惚と苦悩を、女人たち自身のモノローグで紡ぎ出す鮮烈な「瀬戸内源氏」の世界。


光源氏目線で書かれた原文とは違う、登場女性やその女房達自らが語るという
これまた面白い角度からの源氏物語。
少し前に読んだ『十二単を着た悪魔』がまだ頭に残ってる私には
弘徽殿女御の語りがないのが残念だったけど。(弘徽殿女御はやっぱり脇役なんだなぁ・・・)

何が面白いって、みんな光源氏が口先だけの優柔不断な男だって分かってて
でもそれを凌駕する魅力に溺れてしまうのだけど。
一旦出家を決意してからの女性の強さ。
光源氏を軽々越えていってしまって、可哀そうな人・・・という目線になる。
お見事です(笑)

源氏物語の行間を読むとこういう小説が出来るんですね。
紫式部もきっとこういう風に書きたかったんじゃないかとさえ思ってしまう。
政治的な事や時代背景で直球で書けない事も多かっただろうし。
そこを読み切ってる瀬戸内寂聴さんて、今更ながらすごい人です!!


月曜日の百人一首講座でもとても楽しいお話が聞けて
古典の深さにワクワクしてます^^
そしてその講座の帰りにまた一人ランチ♪

まだまだ『源氏物語』_a0077081_19555942.jpg







今回はかもめ食堂へ。
映画のタイトルにもあったよね^^
路地を入った所にこじんまりとあって、店内もいかにも町のお惣菜屋さんといった感じ。
ランチはメインを6種類から一品、副菜をショーケースに並んでる所から3品自分で選ぶというシステム。
ほんとに家で食べるごはんといった感じで、とっても美味しかったです(*^^*)
でもゆっくり1人ランチ、という感じではなくて、働いてる人がお昼休みにさっと食べてくって感じかな。
でもず~~っと気になってた所だったので行けてよかったです^^


そして今日は図書館へ。
今日も借りたい本がいっぱいでワクワクです♪
行ってきま~す!!
by arigato_307bigsky | 2013-04-17 08:21 | ひとりごと

by arigato_307bigsky