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たから探し。

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笑う門には・・・・ショウがいる^^

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継続中

ショウとの攻防戦。
今朝も一悶着あったけど、最後は笑顔で出勤。
でも母は脱力な朝(^^;
アンテナ、ギリギリまで張り詰めてるからね~。
ショウを送って家に入るとぐったりなんですよ(^^;

そんな中、一番の現実逃避はやっぱり本。
最近全然書けてないけど今年入ってから結構読んでる。
どんだけ現実逃避したいんだってぐらい(^^;

って事で今朝は久しぶりに感想など。

任侠書房 (中公文庫)

今野 敏 / 中央公論新社


内容(「BOOK」データベースより)
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブル。頭を抱える日村と梅之木書房の運命は?「任侠」シリーズ第一弾(『とせい』を改題)。


任侠学園 (中公文庫)

今野 敏 / 中央公論新社


内容(「BOOK」データベースより)
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。そんな組を率いる阿岐本雄造は、度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、文化的事業に目のないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、日村たちは建て直すことができるのか。大人気の「任侠」シリーズ第二弾。


任侠病院 (中公文庫 こ)

今野 敏 / 中央公論新社


内容(「BOOK」データベースより)
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、所帯は小さいが、世の中からはみ出た若い者を抱えて、天下に恥じない任侠道を貫いてきた。ところが最近、一部の地元民から暴力団追放の動きが起こり、めっきり肩身が狭くなった。そんな中、今回、組長が持ち込んだのは病院の再建話。日村は、個性豊かな子分たちと、潰れかけた病院の建て直しに奔走するが…。笑いあり涙ありのおなじみ「任侠」シリーズ第三弾!


今野さんといえば警察小説っていうイメージがあったので
今野さんが任侠もの?って意外性で思わず買って読んでみたら
これが面白い面白い!!
カタギの会社や学校や病院をヤクザが建て直していくって設定もまた素晴らしい。
代貸の日村さんが、もう中間管理職の悲哀で溢れてて、読みながら頑張れ~って応援しちゃう。
ヤクザなんですけどね(笑)
でもね、リアルな世の中ももう善悪入り乱れてるからね(^^;
古き良き時代の任侠道に、カタギの人達が大切なものを取り戻していく展開に
なんていうか、胸がすく感じと、自分を顧みて胸が痛い感じとがせめぎ合う感情の中で
3冊一気に読んでしまいました。

そして頑張った人が報われる話が、やっぱり私は好きだ。
特に今の時期は(爆)

次はどんな本に巡り会えるのか、楽しみです^^
by arigato_307bigsky | 2016-06-10 09:18 |

by arigato_307bigsky