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待ちに待った文庫化!!!

風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)

三浦 しをん / 新潮社


(新潮社HPより)
君だったのか、俺が探していたのは。走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。二人は無謀にも陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑む。走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。新直木賞作家の本領全開、超ストレートな大型青春小説。


この夏一押しの・・・いや、三浦しをんさんの作品の中で一押しの・・・いや、私が読んだすべての本の中でもかなり上位でのオススメの一冊です。

映画が来月末に公開されるんでそれにあわせての文庫化なんでしょうね。
この原作ファンの娘は、文庫化が決まった時泣いて喜んだからね!!
もう叫びながら泣いてたよ(どんだけ好きなんだ)
そういう私もこの夏休み中に2回読みましたから(笑)
結構分厚い本なのにまったくそんなの気にならないぐらいそれはもう一気に2回!!

さて、感想・・・思い入れが強すぎてどこから書いていいものやら(^^;
箱根駅伝で頂点をとる。
その思いだけで素人同然の竹青荘の住人達と、走るために生まれてきた走(かける)を導いていく灰二(ハイジ)。
設定に無理があるだろうと思うけど、それが読んでいくうちにほんとにあった話のように思えてくる。
というか、あってほしいという方がいいかも。
無茶だ~と言いながら、みんながハイジさんの夢に付き合ってあげたいと思ってしまう、そんな導き方をハイジさんはするんだよ。
中居さんの誕生日の記事にも書いた、
『個性的なメンバーを、縛る事もなく強制する事もなく、しなやかに導こうとする。』
もうね、惚れるねハイジさんに(笑)
そうやって一つになって迎えた箱根駅伝。
ここの描写は圧巻です。
何度読んでも泣ける。
頂上というのは1位を取る事だけではないんだよね。
勝つか負けるか。スポーツって結果がすべてのシビアな世界だけど
でも頂上にはいろんな形があるんだなって教えてくれる。
これほど登場人物一人一人がいとおしいと思う作品もあまりないように思う。

って、何とも抽象的な感想で伝わりにくい・・・よね(^^;
この場面が好き・・・て事を書いていくと延々続きそうで・・・。
とにかく機会があれば読んでください!!!お願い!!!(笑)



読書感想文?もこれで一応おしまい。
長々とお付き合い下さりありがとうございました!!
仕事したーーーーって感じです(笑)
by arigato_307bigsky | 2009-09-10 14:17 |

by arigato_307bigsky