2010年 05月 04日
忘れない不思議
内容紹介
まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早。
そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。
まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!
友達のブログで知ったこの作品。
百人一首好きの私はもちろん食いついたっ!!
好きなんだよね~百人一首。
意味とか深く知ってるわけでもなく、歌の背景を理解してる訳でもないので
あまり胸を張って好きって言えないんだけど(^^;
とにかく言葉の響きが好き!!それのみ!!(開き直ったよ 笑)
昔って今のように選べるほどの娯楽はなくて、歌を読むのが最上級の娯楽だったと思うんだけど。
その分言葉というものをほんとにほんとに大事に使ってるなぁって百人一首を詠むといつも思う。
綺麗なんだよね~言葉一つ一つが。
一つの言葉から情景が浮かぶってすごいよね。
学生時代、テストのために詰め込んだ知識はきれいさっぱり頭から消去されたけど、
好きで覚えた百人一首、いまだに百首全部覚えてるという不思議(笑)
この作品は百人一首競技かるたにかける青春マンガ。
スポーツと言ってもいいほどの激しさを持つかるたの様子が新鮮で、
でも歌の味わいもしっかり描いてくれてるので嬉しかったり^^
1~8巻、あっという間に読破。
次が早く読みたいよ~~~~。
ちなみに。
私は太一派。(いらない情報? 笑)
新も好きだけど、ずっと千早を支えてきた太一にどうしても感情移入しちゃうようです(^^;
絵も綺麗だし、久々の大ヒットでした^^
by arigato_307bigsky
| 2010-05-04 15:43
| 本