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挫折と2度読み

よむ、詠む、読む―古典と仲よく

高橋 睦郎 / 新潮社


内容(「BOOK」データベースより)
伊勢物語の「むかし、をとこ有けり」の一句にこめられた意味とは?芭蕉の俳号・桃青に秘められた壮大な望みは何か?能は生の意味を死の側から照らすのに対して、歌舞伎や人形浄瑠璃は死を生の側から見つめるドラマだ。古典の面白さを優しく語るエッセイ集。


私には少し難しい一冊で、後半の漢詩の辺りからは結局読むのを断念(^^;
ただ前半の源氏物語と伊勢物語の解説がとても斬新で今までにない切り口で
後半挫折した分、ここの部分は2度読み返しました。
源氏物語では古事記と絡めての解説になるほどな~って何度も頷いて、そして紫式部の凄さを再認識。
何より須磨の巻の解説での、少しだけれど弘徽殿女御側に立った解説が嬉しかった~。
『十二単を着た悪魔』を読んでからというもの、源氏物語といえばどこかでずっと引っかかってる弘徽殿女御。
どの解説本を読んでも悪者の脇役で片付けられちゃうのに、ちゃんとそこを押さえてくれたっていうのが
斬新で嬉しかったんです^^

伊勢物語はなんと言っても二条后・高子と伊勢斎宮との恋、そして東下りまでも架空の事ではないかっていう仮説に驚きました。
その解説を読むとそうかもしれないなぁって納得させられるのだけど、
もしこれがほんとで、伊勢物語が業平が作った架空の話だったとしたらそれはそれですごいなと。
でもこればかりはタイムスリップでもしない限りほんとの事は分からないもんね~。
そこが古典の面白さの一つなんだろうなぁ。




さてさて。
今日はお昼間は暖かくなるようなので掃除でもしようかな~と思いながら。
読みたい本もあるのでそっちに流れていく可能性大(^^;
とりあえず朝ウォーキングで頭をスッキリさせて、それから決めようかな。

ショウは今日も元気に作業所へ。
今日はプールの日なので嬉しそうに出かけて行きました^^
ありがたいありがたい。


ではでは♪
by arigato_307bigsky | 2013-12-09 08:57 | ひとりごと

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